「僕らの街で」
もう何度も聴いて、2度テレビの映像で観て、とにかくいつ聴いても胸の奥をざわつかせる切ない曲です。
それなのに、どこか5人のやさしさや温かさが伝わってきて、柔らかく包まれていくような気持ちにさえしてくれるのはなぜなんでしょう?
等身大の彼らがそこにいて、本当はドラマのために書いたはずのこの曲が、歌っているKAT-TUNのために書いたように思えて仕方がないのは、小田さんのなせる技なんでしょうかね。
ドラマの台本をすべて読んで、この曲を書いたと言う小田さん。
もしかしたら小田さんの中で、メンバーそれぞれもこのドラマに登場させながら、曲づくりをしたのかなぁ?なんて、つい思ってしまいます。
それくらい、今の彼らにぴったりな詞の内容だと感じます。
「僕らはなんだか急ぎ過ぎている 大切なことさえも忘れるくらい」ここの詞を聞く度に、仁君を思い浮かべてしまいます。
もちろんそうでないために、自分の意思を貫いて留学したのですが。
彼らより倍くらい余計に生きている私には、この歌詞が胸をざわつかせる要因のひとつであろうと思うのです。
20代のこの時期、今振り返るととても楽しかったし、とてもいろんなことを吸収できた時期だったと思うのです。
充実していたか、無駄に過ごしたかは考え方一つですが、でもその時にはわからない、本当に輝いて素敵な時間というのは、あとになってみないと気がつかなかったりするものです。
今の彼らは本当にきらきらと輝いていると思うし、大人の男性になるとても素敵な時期だと思うの。
でももう少し、蒼いままでやんちゃなところを持ったまま、この不安定な時期を大事に過ごしてほしいなぁと願ってやまないのです。
大人になれば、とてつもなく早く時間が流れていきます。
だからこそ、蒼い時をゆっくりと過ごして欲しい。
そんな思いを抱かせるワンフレーズです。
聖くんが言っていた「この曲いいね。誰の曲?KAT-TUNなんだぁ」
そう思ってもらえる曲だと思います。
どこかでぼんやり遠くを見つめている人のバックで、こっそりとこの曲を流してあげたい気分。
「Way of Love」
いきなり中丸君のソロから入るこの曲(多分そうだよね)
ドキドキしながら聴きました。
新曲にラップもBBも入っていなくって、少々寂しい思いをしていたのですが、そこはKAT-TUN。
ちゃんとフォーローはしてくれています。
ちょっと懐かしい感じがするのは私だけでしょうか?
詞が前後の2曲よりも、少し男っぽい強引さが見え隠れするのがちょっとキュン
あ~やっぱり雄ちゃんのBBは好き。
相変わらず、中丸的な聞き方しかしていない私。

「Leciel」
この曲は「海賊帆」でいやというくらい聴き倒した曲です。
2番の♪落とした涙 紡いでくメロディー♪の仁くんが大好きです。
今回はテンポを緩やかにして、クリスマスバージョン。
それぞれのソロがあって、クリスマスっぽい鈴の音が季節感をとても演出しています。
このCDを取りに行く時に、『ゆっちのソロに涙だよ』っていうメールが入りました。
最初に聞いた時、とにかくドキドキがとまらなくて・・・・・でもそれがどんな感情なのか上手く説明できないです。
そして、2度目以降から2番の雄ちゃんのソロの部分が流れると、ホントに胸がズキンとして涙が流れてしまう。
いつもよりさらに鼻にかかった甘い声が、ピアノの音や鈴の音に混ざって、深々と静かに降る雪の中で迎えるクリスマスを思わせるようで、雪に閉ざされた世界で、どこか人恋しいような・・・・・・・・・・・
そうだなぁ。
クリスマスイブの夜、好きな人が来てくれるかどうか少し不安な気持ちを抱えながら、外を見ると深々と雪が降っていて、外の音がかき消された真っ暗で雪明りだけの街並みを眺めて、その人の事を想う。
彼は彼で、彼女に逢いに行くために必死で仕事を終わらせようと頑張っている。
ふっとビルの大きい窓から見える街並みが、真っ白になっているのに気がついて、仕事の手を止めてその窓から外を眺める。
そして想うの「逢いたい、逢いたい、一緒にいたい」って
彼女の少し不安そうな顔が浮かんで、「必ず逢いに行くから」って想ってまたデスクに戻る。
やっと仕事が終わった彼は、1軒だけ開いていた小さなケーキ屋さんでクリスマスケーキを買って、彼女の家へと急ぐ。
「メリークリスマス!間に合った?」って言う彼に
「サンタさんの遅刻なんて聞いたことない」ってちょっと甘えた声の彼女。
「ごめんごめん、ケーキ買ってきた」
部屋の電気を消してカーテンをあけて、雪明りとローソクの灯火。
ふたりの笑った顔がオレンジ色に映っている。
「もう少し恋を止めないで」
あ~またやっちゃった。
歌詞的には違うんだけどね。
そんな気持ちで聴いていました。
ピアノの音もすごく心に残ります。
聖くんのラップがまたいいこと言っているのよね。
1曲がまるでドラマのよう。きれいな曲に仕上がっています。
ここにもうひとり加わったら、もの凄い曲に、グループになるんでしょうね。
楽しみです。早く帰っておいでよ。
仁君のいない5人のこのCDを聴いて、仁くんを思い出す。
それなのに、いつもより甘い声に聞こえる中丸君の声に涙している私って、一体何なの。
でもまぁ、みえるのは5人でもやっぱりそれは6人であるという、確かなものを感じたということなのかなぁ?
今朝、聖くんが言っていました。
「期間限定ユニットなんだ」と。そう、そういう事なんだよね。
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